パン?支部長のひとり言

 
中国の方言
 
先日 中国の英字紙「チャイナ・デーリー」は中国人の実に4割以上が普通語(北京語)を話せないと報じました。中国も南に行くほど方言は強くなり、香港・広東省 で使われる広東語は他の地域の人には全く通じません。特に香港は映画産業が盛んでテレビでもよく放映されますが、広東語圏以外の人は字幕がないと意味がつ かめないことになります。
また 広東省は音楽産業の一大中心地でもあり、広東語の影響力は小さくはないのです。
中国 のカラオケの歌詞は大きく普通語と広東語に分かれており、選曲の際どちらにするか選ぶことになっています。
上海 語も発音が全く違いますね。面白いことに列車で1時間の距離にあ る蘇州ではもう普通語あるいは地元の方言が使われています。
黒龍 江省にも方言はありますが、ほとんどの人は綺麗な普通語を話しま す。
同じ 東北の遼寧省大連ではやはり方言が強く、黒龍江省の人ほど綺麗な普通語の発音をしません。黒龍江省は日本で言うと北海道と同じで、元々住んでいた人は少な く移住者が多いため、歴史的に言葉に拘束されなかったのが原因と 思われます。日本のアナウンサーに北海道出身が多いと聞いたことがありますが、同じことが黒龍江省にも当てはまるのかもしれません。
 
 
宅配便
 
中国 では一般的には荷物を郵便で送るという感覚が薄いように思います。
花嫁 が来日する際に荷物を船便・航空便で送るといったことは、今まで一度もありませんでした。
 ま た来日した後遠く離れた娘に何か荷物を送るということも少ない ように思います。
料金 も結構高いですし、きちんと着くのかといった信頼性の問題もある ようです。
 
日本 で翌日か翌々日に荷物が届けらけれるという宅配便サービスは、彼 らにとって驚きであるようです。このビジネスモ デルは日本への 留 学経験者が中国に持ち込み始めたと言われています。
経済発展の過程 でこれから外資・民族系入り乱れてこの業界に参入してくることで しょう。
鉄道 と道路といったが基本的な物流動脈は整備されつつあるので、あとは広大な国土の顧客のニーズをいかにして吸い上げて、サービスを展開できるかに掛かってき ます。
その場合でも全 国を対象にするのはまず無理でしょう。
都市 間や上海・広州等の広域経済圏に限定されるのではないかと思います。
 
 
中国人の姓
 
中国 人の姓を多い順に並べると「李王張劉陳」となるそうです。
最近 の中国 科学院の調査によると1位李さん(7.4%)2位王さん(7.2%)3位張さん(6.8%)となります。李さんと王さんはそれぞれ1億人近くいることにな ります。
大体姓はよく知 られたものを持っている人が多く、珍しい姓というのは少ないですね。
また、漢字一文 字の場合がほとんどで二文字以上はとても少ないです。
その 点日本 人の名前の方が種類がはるかに多く変わったものを持っています。
もっ とも20年前にも同様の調査が行われ上位の順番は同じものの、その割合は減ってきています。子供は父親の姓を名乗りますので大きく変わることはありませんが、下の名前は時代を反映したものが好まれるの でしょう。日本人と同じように欧風の名前がブームになることもあるようです。中国人は特に上昇志向が強いですから、世界のどこに出てもおかしくないような 名 前を付けてあげたいと親は考えるのかもしれません。
 
 
「出稼ぎ労働者」
 
中 国 では沿岸部の建設ラッシュのため、内陸から都市への出稼ぎ労働者が急増しており その 数は1億数千万に達しています。中国の人口13億の内、農村部が9億人。
農村部における 必要労働力は、生産性が上がっているために、6千万人で足りるという報告もあります。  余剰労働力は急速に増え続けており、中央政府も当初は 離 農に否定的でしたが 最近 では出稼ぎを奨励するように変わりました。 その 結果農村 部では子供や高齢者だけが取り残され、教育・介護問題にも影響が出始めています。  祖父 母と孫が同居するのは「隔代家族」と呼ばれています。
一方子供と一緒 に都市へ行く人も出てきて、そうすると戸籍の関係で都市の学校に行けない子供が増え、農村には年老いた祖父母が取り残されます。
いずれにしても 故郷を離れる人が多すぎると各種の問題が起きてきます。
日本でも昭和 30年代からの高度成長期に同じような現象が起きました。
いまや中国は高 度成長の真っ只中ですので、これらの問題はさらに加速されていくことでしょう。
その意味では日 本の背中を追いかけていると言うこともできます。
 
 
「中国の朝鮮族」
 
中 国 国籍を持つ最大の少数民族として「朝鮮族」は有名です。 吉林 省延辺自治州には特に多く住み、延吉(えんきち)はその州都でもあ る 代表 的な都市です。この街の人口の59%が朝鮮族ということですから、ここは 中国 の中の朝鮮ということになるでしょう。 意外 なことに植民地時代の日本の支配から逃れるために移り住んだ人が多く
歴史的にみると それはごく最近の話です。 その 結果朝鮮半島に親族がいる人々も多く、彼らにとっては韓国は故郷そのものなのかもしれません。 現代 日本人から見ると2世代くらい前の話ではありますが、日本とのかかわりは深いのだと言わざるを得ないでしょう。
幸いなことに朝 鮮族の人々は小学校から日本語を外国語として学ぶ のが普通で
上手に話す人が 多いです。その影響からか親日的な人が多いように感じられます。
日本に留学生と して来る人も多く、あなたの周りにもいるかもしれませんね。
 
 
「中国三大釜戸」
 
日 本 はこれから暑い夏がやって来ます。 都市 ではヒートアイランド現象で昼だけでなく夜も蒸し暑く体力を消耗します。 地球 温暖化の影響が明白に感じられるようになりました。 熱帯 夜は以前はほとんどなかった東北地方にまで拡大しています。 日 本 が亜熱帯気候に属する日は近いのかも知れません。   実は 中国で は日本よりさらに輪を掛けたくらい蒸し暑い日々が続きます。 中 国 三大釜戸(ストーブ)と呼ばれる南京・武漢・重慶といった内陸では昼は40℃近く 夜はいつまでも30℃を割らない気温になり ます。しかも湿度が高いです。 この ような気候は中国中南部だけでなく広く華北地方にまで及んでいます。 中国 のほどんとの地域は日本の夏より暑いと言っていいでしょう。 そ の 面では中国東北地方の夏は比較的過ごしやすくなります。 寒さ を代表しているようなハルピンでも最高35℃くらいになりますが、乾燥していて ヨー ロッパ的な夏という感じです。冬が寒いのでそれくらいは勘弁してほしいのですが 本当 にハルピンの夏は爽やかで快適に過ごせます。
 
 
「台湾の結婚事情」
 
台 湾 でもやはり少子高齢化が進み、台湾女性の晩婚化・非婚化が進んでいます。 その あおりを受けて男性は結婚難にあえいでいます。 ここ では何と3組に1組が「国際結婚」というから驚きです。 中国 本土の女性とのいわゆる「中台結婚」が一番多く、次にベトナム等 東南 アジア出身者との結婚が続きます。中台結婚はこの4年で倍増したとのことですが 言 葉・習慣がほぼ同じことから考えると、今後さらに増えていくことでしょう。
こう いった社会構造の面では、台湾社会はものすごい勢いで国際化していることになります。
「中 台結婚」での中国女性の出身地は地理が近く気候が似ている中国南部が多いようです。 広西 省桂林もその一つです。台湾人との結婚でこの地を離れる女性が多く、日本人と 結婚 するということになれば、必ず台湾人と比較されます。経済がより 進んでいる日本人男性 の方 が条件がいいはずと考えられています。結納金等女性に渡すお金が 台湾人より 安い と紹介者の立場がなくなるそうです。
 
 
「ビミョウな言葉」
 
疑 問 形ではなく疑問風の抑揚をつけながら話をする「半疑問」や 「私っ て・・・じゃないですか」「私的には」「・・・みたいな」、列挙するわけでもない 「・・・ とか」等の断言を避けるビミョウな表現が現代日本語では多用され ています。 上下 関係や親疎な関係をひっくるめて、自分から相手に対して距離感を持つことに よっ て、自分が傷つくのを避ける工夫とも言えますし、新しい敬語表現とも言えるかも しれ ません。今や以前は使っていなかった中年層にまで定着してのを見ると、新しい 日本 語が出来つつあるように見えます。ただ、外国人にとってはとても分かりにくいですし 覚え にくいものと映るようです。よく中国人はストレートな表現を好むと言われています。 しか し時と場合によって結構言葉を使い分けている人は多く、簡単に片付けられる問題でも
ない ように感じます。もっとも何か論争になった時はハッキリ言うのは間違いありませんが・・・
日本 語の場合、文法的にも断定する言葉(述語)が最後に来ることも、大きいですね。 相手 の顔色を見ながらイエスにするかノーにするか話しながら決めればいいというわけです。 日本 語の「はい」「そうですね」は単に相手の言っていることが聞こえたということで 「イ エス」ではないのですね。 私的 にはこのようなビミョウな表現は苦手?みたいな感じもします (笑)
 
 
「順番を待てない?」
 
中 国 人は列を作って順番を待つことが苦手です。 人も 多く競争社会ですし、長い間食べるのに必死だった影響からか日本 人欧米人のように、 きち んと列を作って待つ習慣は今までありませんでした。最近はさすがに堂々とする人は減りましたが、以前は入国審査の時も、銀行で両替する時も平然と割り込み をしてきたものです。 横か らスーッと割り込んできたり、声を出して係員が聞いてくれたら勝ちみたいなものです。 もっ とも日本式にやっていたら人が多すぎて、処理が出来ない可能性が高く、それはそれで 合理 的な方法とも言えるかもしれません。 お見 合いでお相手を選ぶ時、当社ではお二人の時間を設定します。
特に外に出て例えばケンタッキー辺りに入ってもらい、そこで女性たちがどのように男性を
エスコートするかを見ていただきます。
女性 たちはそのような所に入ったことがなく、しかも他の人を押し分けて前の方に行って注文しなければいけません。 必死 になりますがその時、本性が出やすいのです。ちょっとしたことですが、人を見分けるいい チャ ンスです。また席に案内しそこでどのような話をするか、接し方の ひとつひとつで、複数の女性を比べるのに役立ちます。 女性 たちには少し気のどくですが、ほとんどの場合そこで差が出てくるものです。
 
 
「背中で教育する」
 
外 国 人に日本の文化習慣を言葉で教えようと思っても上手くいかない 場 合 が多いようです。そもそも「日本人だから日本のことをよく知って いる」と 思う のは間違いかもしれません。日本を離れ距離を置くことによって 初め て日本の良さはしみじみと体感できるものだからです。 奥様 には言葉で教えようとせずに、ご自分の行動を見せて背中で教育 し よ うとすると、上手くいくことが多いと思います。 言葉 で教えようとするとただでも意思が伝わりにくいものが、さらに複雑難解な こと になり聞く者にとって益々理解しにくくなります。 貴方 の行動を見て奥様はそれを真似ようとするでしょう。 影響 を与える行動はもちろん良いことだけにしたいものです。 言葉 使いも丁寧に心がけましょう。 奥様 もそれを見て綺麗な日本語を話すようになるでしょう。 真っ 白なキャンバスに描くのは貴方自身と心がけて、言葉ではなく行動で 描く ようにしましょう。
しばらくすると奥様は上手に日本に同化されていくことと思います。
 
 
「春節帰省ラッシュ」
 
今 年 の春節(旧正月)は1月29日からです。 中国 人にとって春節は遠く離れて暮らす家族が一堂に集まる大切な行事 で 15 日間続きます。新年が始まる1週間前からは猛烈な帰省ラッシュに 見舞われます。 毎年 主要ターミナルでは列車やバスの切符を求める人で長蛇の行列ができます。 日本 のように1ヶ月前から発売とかオンラインで予約が出来るわけではないので 皆切 符を獲得するために必死になります。 帰省 する当日は今度は家電製品や食品、衣類等お土産を持った人でまた混雑します。 鉄道 利用者だけで1億5000万人、バスではなんと18億人(いずれも延べ人数)が移動するということですから驚きです。 飛行 機はさすがに料金が高いだけあって1500万人が予想されています。 バス 利用者が多いのは、地方の隅々までネットワークが張り巡らされているからですが、中にはバスを乗り継いで数日がかりで移動する人もいるくらいです。 この 時期外国人は自宅やホテルでそっと息を潜めていた方がいいようです。
 
 
「ハルピンとハルビン」
 
ハ ル ピンはよくハルビンと表記されることが多いです。 しか し、私が聞いた黒龍江省のどの女の子もハルピン(正確に言うと「ハールピン」ですが) と 言って、ハルビンとは言いません。「ピ」と「ビ」の中間のような微妙な音ではなく ハッ キリと「ピ」と言っています。日本のマスコミ各社はほとんど「ハルビン」と書いていますが、ではなぜ「ハル ビン」と呼ばれることが多くなったのでしょうか。
それ はおそらくピンインのha er bin(あるいは英語のHarbin)を見てローマ字読み
した人が初めにいたからと思われます。
海外 の地名ではおよそ原語の発音に近くない読みを日本語ではすることがあります。 先人 が誤って呼んだものがそのまま日本語として定着してしまったことが原因のようです。 その 点ではハルビンはまだ原語に近いだけましということになるでしょうか。
ハル ピンはもちろん漢字で表記されますが、なぜかカタカナの方がピッタリします。
 
 
「中国のブライダル産業」
 
中国 では年間なんと1000万組のカップルが誕生しています。
日本が70万組 程度ですからその数に圧倒されます。
市民の生活レベ ルの向上とともに、結婚披露宴の個性化、高級化が進んでいます。
ブライダル産業 は婚礼プロデュース・写真撮影・お祝いの品物・婚礼用品・
衣装・美容等の 直接結婚に関係するものから、新居のインテリア・家電製品、
新婚旅行、車、 引越し、不動産等周辺の産業へと拡大する波及効果の
高い産業でもあ ります。
また、婚前身体 検査もする人が多く、病院もその中に含められるかもしれません。
結婚情報誌も出 版されていて、伝統式な結婚式に飽き足らない人のために新しい
結婚式のスタイルを提供しています。

これら婚礼関連 消費はすでに2500億元規模にまで成長しています。
中国のブライダ ル産業は明るく将来性に満ちたものと言えるでしょう。
ちなみに中国で は引越しは発展するという意味からでしょうか、めでたいことと思 われています。
 
 
「みかんが色づくと医者が青ざめる」
 
「み かんが色づくと医者が青ざめる」とは、みかんを食べれば健康になって医者いらずに なる と言う意味のことわざです。 果物 には生活習慣病を防ぎ、健康を増進する各種の栄養素が含まれてい ます。 特に 日本の果物は甘くて本当に美味しいですね。 季節 毎に違った新鮮な果物を食べられる日本の自然環境は恵ま れています。 日本 では最近まるごと食べる効果が再認識され始めましたが、まだ丁寧に皮を剥く 方が 一般的のように思えます。 それ に比べ中国の人は果物をまるごと食べる習慣があるようです。 み か んの内袋はもちろん、柿・リンゴ等はいちいち皮を剥かないでガブ リ とする人が多いです。 健康 効果が分かってしているのかどうかはともかく、結構大胆に美味し そうに食べ始めます。 ただ 一人当たりの果物摂取量も日本に比べて低いものと思われますし、糖分も低いものが多いです。 日本 に来て何と美味しいものだろうと思い、果物好きになる人は多 いですね。
 
 
「100点を目指さない」
 
俳 優 の岩城晃一が話していたのですが、100店満点のパパを目指しては いけ ない、100点満点のママも目指してはいけないというのです。 誰 で も欠点はあるものだし、それはパパでもママでも同じで、完璧を目指しては いけ ない、そうではなくパパ50点+ママ50点=100点のように二人を合わせて 満点 になればいいし、実際にそのようにすべきと言っています。 子 供 の目線で見れば合計で100点になればいい訳で、パパもママも無理する必要はないのですね。 これ はお相手探しの際にも当てはまりそうです。 初め から100点の人を探そうとすると無理が出てきますが、自分にとって
一番大切なことだけ譲らないようにすれば、結果的にいいお相手が探せるようになるでしょう。
相手 が100点でなければ自分も100点でなくていいのですから、気が楽になりますね。この「自分にとって一番大切なこと」探しは常日頃心がけて見つけるよう にしておきましょう。
 
 
「女性の心に潜む闇」
 
東 京 の団塊世代に対するアンケートで今まで離婚を考えたことがあるか どうか 聞い たところ、女性は約39%、男性は約18%という数字が出ました。 女性 の方が倍くらい「離婚を考えたことがある」という数字が高く出ていることは 何を 物語っているのでしょうか。また、実際の離婚も妻側が求めるケースが多く 熟年 離婚の場合、子供が社会人になるのを待ってから、踏み切るようです。
長年忍耐をしていたので離婚を申し出た後は気分スッキリというのですから、
夫の方は結婚生活が長いからと言ってうかうかしていられません。
この ことは結婚生活の中では妻の方が我慢していることの現れなのでしょうか? 女性 の権利上昇と共に、言うことは言うようになった結果でしょうが、 何か 女性の心に潜む闇を垣間見るようで、恐ろしいですね。日本女性は当たりはソフトで平和を愛しているように見えますが、実は恨みつらみ、
妬みという感情は相当強いようです。
しか し、 男性も仕事をしながら我慢強く生活しています。 その 反動で家庭では優しくなれないで妻の反感を買うとしたら、悲しいことです。
 
 
「経済的依存」
 
働 い て経済力はあるのに親元にいて、生活費を節約する人の数はとても多いです。 「パ ラサイトシングル」という過激な言葉は一時はやりました。 別 に 親子がいつまでも仲良く暮らすのは、その人のライフスタイルに沿えば いい ことではないかという声もあります。しかし親に依存し自分の稼ぎ以上の 生活 を送ることは、世界標準の考え方からは大きく外れています。欧米では苦労に 対す る力を蓄えるために、社会人になると親元を離れ自活させることが親の責務 考え られています。日本の親は逆に子供に苦労させないことが愛情 と思って いる ようで、簡単に同居を許します。親も一方で将来の不安があるから 子供 を手放したくないという思いがあるのでしょう。その結果、日本で は子の 親に対する経済的依存度が他国に比べて濃厚です。結婚は精神的にも経済的にも
自立への渇望の一つの現れでしょうから、今起 きている
結婚難という現象はこの辺にも原因がありそうです。
 
 
「結婚写真集」
 
中国では結婚する時、結構なお金をかけて結婚写真集を作ります。 日本にないような専門の結婚写真館が数多くあり、アルバム作りに10倍は力が入って いると思われます。しかし、当社ではこれは基本 的にお勧めしていません。 まず、修正をしまくった写真が日本人の趣味に合わないことが挙げられます。 日本人はごく自然に写った写真を好みます。 そして、大きな 額に入れた写真を自分の部屋に飾る習慣がないこともあります。 よく、ハルピン空港で大きな額を持った男性がチェックイン するのを見ますが、一体その写真をどこに飾るのでしょうか?
多分、無理を言われてやむ終えず持ち帰る人が多いのでしょう。
額は中国に置けばいいと言った相談所の人もいましたが、本人の所に置かないで はお金を掛けた意味がないですね。こういった写真集を作るかどうかでも結婚相談所の 考え方、つまり軸足が中国にあるのか日本にあるのか が分かり、面白くもあります
 
 
「水不足」
 
温 暖 化の影響で中国では異常高温に見舞われたり、雨が降らずに水不足が
深刻化しています。農地は干ばつの被害を受け、黄河は渇水で干からびています。
中国全土の20%近くが砂漠化していると言われていますので、エネルギー問題
と合わせて、水不足の問題は現在の中国で最 大の問題であると言える でしょう。
急 速な都市化によって取水量が増えたことも拍車を掛けていて、これによって上下水道設備にも負担を掛けています。 黒龍 江省の地方に行くと、ホテルでもまず満足な水の恩恵を受けることはありません。 温水 が出なかったり、逆に急に熱湯になったり、断水したりと様々ですが シャ ワーやトイレに苦労します。多くの日本人はこれに慣れません。 こ の こと は前からかもしれませんが、河川が多く比較的水資源が豊富にある と思われる 黒龍 江省でそういう事情ですから、西部の砂漠地帯や山岳地帯はもっと 深刻な状況なのでしょう。やはり水はただでは手に入りません。
 
 
「セミリタイア」
 
先 日 テレビで放映していましたが、30代(中には20代)でセミリタイアする人が増えてきている とい うことです。経営者として若くして成功し、手にしたお金を資産運用に回して、1日わずかな労働で生活している様子が画面に出ていました。 自分 の好きなことを楽しみ、遊ぶことそのものに価値を見出している様子が伺えます。 とこ ろがその人たちの親を見れば定年まで働き通しで、仕事することに意義を見出しています。 とて も子供の価値観についていけないとのことで、呆れたり羨ましがったりです。 実際 には成功者は少数で、多くの人は数々の苦労を抱えながら生活しています。 勤め 人は自分を犠牲にしないと会社の中では生きていけないでしょう。 自営 業の人でもほとんどの方は、四苦八苦しながら仕事をしています。 これ からは経済力のある人とない人の2極分化がさらに進むと言われています。 楽し そうにセミリタイアしている人の生活を見て、複雑な気持ちになりました。
 
 
「韓国の結婚事情」
 
日 本 では昨年出生率が1.29となり、話題になりましたが、韓国でも 02 年の統計ですが、出生率1.17と日本以上に少子高齢化が進んでいます。 その 原因はやはり女性の社会進出、高学歴化ということです。 日本 と同じ状況ということは、男性の結婚難が深刻化しています。
韓国国内では国際結婚の業者が数多くあり、中国の朝鮮族や中にはウズベキスタン等
中央アジアの朝鮮系の女性を紹介する相談所もあります。
私の ところにも韓国の業者からメールや電話が来たり、あるいはいきなり訪問して 業務 提携の話を持ってきます。それは日本人男性と韓国人女性との結婚なのですが、今や韓国も経済発展とともに女性の希望も高くなっているようなの で、お断りしています。 ま た、彼らのやり方はかなり乱暴で、簡単な資料を見せていきなりお見合いに入るという方法を取っています。中国のように事前に女性と会い、ヒアリングをしてから紹介すると いう丁寧な作業は受け入れてくれないでしょう。いくら韓流ブームといってもこれではいい出会いを期待できないですね。
ところで、日本にとって国際結婚紹介というと一番最初は韓国だったのです。
その 当時はまだ韓国も豊かになってなく、素朴な女性が多くいたことでしょう。 いま から20年以上前の話です。
 
 
「青島女性と国際結婚」
 
青 島 に数日滞在し、青島女性の国際結婚に対する意識をリサーチしてきました。
市内に住んでいる女性は会社員として働く人が多く、外資系企業に勤めていれば
毎月3〜4000元の収入があるということで、これは黒龍江省で店員や従業員として
働ている女性たちの収入の実に10倍に当たります。住居費を除いては物価の差は
大きくありませんので、生活レベルに相当程度差があると言えます。以前、国際結婚
紹介業をしていた人にも会いましたが、青島女性の目の高さにあきれて、もう止めたと
言っていました。もし青島女性が国際結婚を目指すなら、国内で恋愛に破れて
気持ちを変えたいケースが多いようです。そして日本人男性に対する条件が実家に
家を買ってもらうことなのだそうです。青島辺りで一般的なマンションは1000万円前後
しますが、それらを受け入れられる日本人はどれほどいるのでしょうか。また、この条件は
あくまで入り口にすぎず、その後も様々な条件が提示されるのは目に見えています。
綺麗だから、都会的な女性だからという理由で結婚してしまうと大変な目にあいそうです。
たとえそれらを受け入れるとしても、素敵なシティライフがエンジョイできる青島から
日本の地方にお嫁に行くことは想像がしにくいです。結果、国内で成功し若く
収入も将来性もある中国人男性の方が、好まれることになります。何もわざわざ
海外を目指さなくてもいいというわけです。
逆に黒龍江省を初め東北3省がなぜ国際結婚が盛んかが、実感として理解できました。
やはり何事も理由があるのですね。青島女性は国際結婚には興味がなく、日本人配偶者
としては向いていませんでした。沿岸部大都市=豊か=日本人の配偶者としては不向き
という公式を再確認した次第です。
 
 
「美しき青島」
 
山東 半島南部に位置する青島は、海に囲まれ起伏に富んだ地形をしています。
100 年ほど前までは小さな漁村でしたが、1898年、ドイツの租借地 として開港してから
大き く発展してきました。現在は中国有数の貿易港を持ち、韓国・日本 を始めとして
外資 が投入されて、産業も発展しています。海水浴に適した入り江を持ち、以前から
リ ゾート地として有名な街でもあります。半島の先に街が形成 されているので、
市街 地のどの地点でも海が近くにあります。主要な道路の中央分離帯には花が飾られ、
海岸 沿いの松並木は整備されています。早くも2008年のオリンピック・ヨット競技の
準備 が始まっていて、マリンブルー・スカイブルーに映える近代的な街並みは美しいの
一言。新しく建築される家の屋根は赤レンガ色に統一され、街並み の美化に貢献しています。

中国にこれほど美しい街があるとは思いもしませんでした。
日本 で言うと横浜や神戸ということになるのでしょうが、入り江に富んだ浜辺と近代的建築の
マッ チングの見事さは青島の方が上をいっています。
それ ほど美しい街に暮らす女性たちは一体どのような考え方をしているのでしょうか。
今回 の青島訪問のテーマに臨むべく、地元の人から情報をもらうとともに何人かの女性に会って
考え方を聞いてみました。
 
 
「最大の貿易相手国」
 
04 年度の日本の貿易額は輸出・輸入を合わせた総額でついに
中国 が米国を抜き、最大の貿易相手国になりました。
日本 経済が米国頼りから中国頼りになりつつあることを示しています。
一方 で日中それぞれの世論調査では「嫌中感」と「反日感」のポイントも
高く なり、日中間の交流に影を落としています。
そも そも近隣諸国とは大体仲がよくないのは歴史の教えるところです。
交流 が薄い時代のお題目みたいな「友好」ではなく、実質的に交流が
深ま り、相手の気になる部分も見えてきたというのが、現在の状況ではないかと
思い ます。何か夫婦の間柄を見ているようでもありますね。日本にとっ て
経済 上で最大のパートナーになったということは、もう好き嫌いの問題 では
なく なっているはずです。それなくしては日本が成り立ち得ないことを 意味し、
一人 一人が日中間に横たわる問題を乗り越えなければいけない立場に直面
して いるとも言えます。
 
 
「省別出身者」
 
平成 15年度出入国管理統計年報によると、在日中国人の出身地を
省別 に見ると、遼寧省(14%)上海(12.2%)黒龍江省(11.2%)吉林省(9.8%)
台湾 (9.4%)福建省(7.7%)江蘇省(5.4%)北京(5.3%)の順になっています。
以前 は上海がトップでしたが、最近は東北3省の出身者が増えてきて
南部 の沿海地域は減少しています。遼寧省は大連・瀋陽という日本と
つな がりの深い都市があり、留学生としているケースが多いようです。黒龍江省は
国際 結婚で来日する人が多いのでしょう。全体で見ると、平成15年末 には前年比
8.2% 増の46万人余までになっています。
ちな みに日本における中国人の居住地域を見ると、東京(25.8%) がダントツで、
大阪 (7.9%)神奈川(7.8%)埼玉(6.2%)千葉(5.9%)愛 知(5.0%)と続き、
大都 市に集中している様子が分かります。在日の方と結婚する人も多いですから
都市 部で国際結婚が盛んなことをうかがい知ることができます。
 
 
「希望年収」
 
先日 テレビを見ていましたら年収に関する調査を報じていました。
日本 人男性の平均年収は384万円で、日本人女性が望む男性の
平均 年収は704万円ということです。実に倍くらいの差があり、本当 に日本女性は
相手 に求めすぎという感がしました。お相手を決める時、年収がどのくらい
ある かは大きな問題でしょうから、これでは女性は普通の男性を相手に
しな いことが分かります。家事は分担・料理は作らない・親同居は不可等の
条件 は今はもう当たり前です。男性はひたすら我慢して女性のご機嫌を
取り 続けなければ相手にされません。一方、女性たちは目の前に王子様が
現れ るの待っている、そのような構図が見て取れます。
わが ままで言うことを聞かない高年齢の日本人女性に付き合うのはつくづく
お疲 れ様ですというしかないですね。男性はいつまで我慢するのでしょうか?
他の 世界を知らないから、仕方ないとあきらめている人がきっと多いこ とで しょう。
 
 
「良いこと は門外を出ず」
 
国際 結婚したカップルの話を、周囲から聞くこともあると思いますが、大体悪い話が
多い ようです。そして原因のほとんどは女性側にあるという印象を持っている
方も 多いことでしょう。実際には受け入れ側が問題のこともかなりあります。
中国 の都会の女性が日本の地方に嫁ぎ、中国以上の封建的な考えを
持っ た夫の家族とのあつれきを感じたり、姑からいじめられたりする話が多いのも事実です。
その ような受け入れ側に問題がある場合、国際結婚だから上手く行かない
ので はなく、日本人の嫁が来たとしても上手くいか ないでしょう。
よく文化・習慣の違いが原因だと言われますが、それ以前の問題ですね。
根底 にあるのは文化・習慣の違いでなく、人間関係がきちんと構築されているかだと思います。
人間 関係が上手く行けば、多少の困難が生じても対処できるものです。
「良 いことは門外を出ず、悪いことは万里に伝わる」ということわざがあります。
幸せ なカップルのことは表に出にくいが、実際は多いのです。
悪い 話に敏感になるのではなく、まずはご自分で扉を開け経験することが肝 要と思います。
 
 
美 国